雨となかよしの妖精(紫陽花)あじさい
ピッチン、ポッチン、
雨つぶたちのダンスするなか
元気(げんき)いっぱい、なのは
アジサイの妖精たちです。
ほかの妖精たちが、はっぱの下で
しょんぼり雨やどりをしているのに
アジサイの妖精だけは、カサもささずにたのしそうです。
*ピッチン・ポッチン・ホップ・ホップ・ジャンプ*
*ピッチャン・ポッツン・ホップ・ホップ・ジャンプ*
アジサイの花は、ねっこをおろした土(つち)に
あわせてガクの色(いろ)を、かえます。
ピンクだったり、ブルーだったり、ときには
まざりあって紫(むらさき)いろにもなります。
雨にぬれたムラサキのアジサイの
美(うつく)しいことといったら!!!
妖精たちも、うっとりするほどです。
けれど、お天気がよい日はアジサイも
妖精たちも、あつさにグッタリしています。
あまり太陽(たいよう)がすきではないのです。
(でも、さむいのもすきではないので、アジサイ
たちは、あつがりの、さむがり?)
アジサイは、6がつのひとつきの、あいだに
うつくしい花をさかせ続(つづ)け
ギラギラひかる太陽(たいよう)が、スガタを
出すまえに、一年間(いちねんかん)のねむりにつくのです。
(まるで、ねむりひめ、みたいね。)
アジサイの花ことばは[こころがわり]。
でも、アジサイの花のいろが、かわるのは
妖精たちが、花のすくない雨のなか
きれいな花が、さくように
みんなが、げんきになるように
ねがいをこめて、さかせるので
人間(にんげん)のこころのように
うつろいやすくは、ありません。
なのでアジサイの妖精たちは
なんといわれても、あまり気(き)になりません。
きょうも雨と、いっしょに
ステップ・ステップ・ステップ!!!
あなたも、雨のいちにち、さんぽにでかけてみませんか?
かたつむりの、せなかであそぶ
アジサイの妖精とであえるかも?
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