2004-01-01から1年間の記事一覧
{わたしは、ひっそり羽(はね)をひろげる。} {だれにも、きずかれないように } {音(おと)もたてず。 } シクラメンの花が咲(さ)くのは しんしん、雪(ゆき)が空(そら)を、まうころ。 花のいろも 雪(ゆき)ふる窓辺(まどべ)に、にあう ピンク・赤・…
ぼくらが、一番美しく見えるのは と息(いき)さえも、凍(こお)りそうな 寒い寒(さむ)い夜(よる)。 町じゅうの、キラキラ光(ひか)る イルミネーションにてらされて ポインセチアは、美(うつく)しく 咲(さ)きほこるのだ。 ぼくらに似合(にあ)う…
もみじの葉っぱが 紅(あか)く、そまり出すころからが わたしのお花が とってもきれいに咲き出すとき。 ほかの、お花は寒(さむ)さに 花びらをちぢませても パンジーの花たちは色(いろ)とりどりに 花びらをひらかせるわ。 花がすくないころだからこそ め…
リン・リン・リンドウ むらさきがすき。 リン・リン・リンドウ 星(ほし)がたの花びら リン・リン・リンドウ おくすりやさん。 リンドウの根っこは みんなのくすり。 きざんで・せんじて・のむとよい。 妖精のみんな!!! カゼをひいたら リンドウの妖精の…
「みんなー、たべてる?」 ナスタチウムの妖精は、お腹がペコペコになって ナスタチウムの花をたべにきた、妖精たちに 目を、くばります。 多くの妖精たちの、お腹を満たすのは 食べることのできる、花や、葉っぱ・花のみつ等です。 そのなかでも、ナスタチ…
昼(ひる)は、まだ暑(あつ)さが、のこり 夜(よる)が、すこしずつ涼しさを増(ま)してくるころ 太陽の光のキスをあびて ポーチュラカの妖精は、朝はやくから 色とりどりの、小さな花を、いっせいに咲かせます。 たくさんの・赤・黄・ピンク・オレンジ・…
秋のほんの短い間だけ、愛らしい、白やピンクの花を咲かせ 誰からも愛される花。 コスモス(秋桜)。 これほど、たくさんの人達から、笑顔(えがお)をもらう妖精も 多くは、ないでしょう。 人間は、一年に一度、この野原いちめんにひろがった コスモスを見…
ススキの妖精には、悩みがあります。 「あたしって、何でこんなに地味(じみ)なの?」 頭(あたま)のてっぺんから足のさきまで むぎわら色(いろ)いっしょくなのです。 それが、ススキの妖精には、不満(ふまん)でなりません。 おまけに、秋が深(ふか)…
「こんやは、お祭(まつ)りだよ! お祭り!」 「みんな!道(みち)をまちがえないで!」 「目じるしは、サンダーソニアのオレンジ色の花ですよ!」 夏祭(なつまつ)りの夜 サンダーソニアの妖精たちは、大いそがしです。 お祭り広場のまわりには 小さな、…
あなたは、しっていますか ハイビスカスの花を、左耳の横に挿(さ)すと 恋人がいます。右耳の横に挿(さ)すと、恋人 は、いません。との意味(いみ)の、いい伝えを・・・ まったく、だれが、そんな言い伝えを始めたのか ハイビスカスの妖精たちは大迷惑(…
わたしは、みんなを守っているの! 蔓(つる)を長くのばし、塀(へい)をつくって、 その間に 棘(とげ)を出すの! いたずらものの、いたちや 乱ぼうものの、おおかみ。 こうるさく、おいかけまわす猫やなんかからも かくしているのよ。 犬はとくに要注意…
センニチコウは、みんなに親切で、やさしい娘(こ)。 羽(はね)を、いためた妖精がいれば とぶのに不自由(ふじゆう)しないようにと センニチコウの葉っぱを、とってきて 傷ついた羽を、おおってあげます。 花びらの、ぼうしを、なくした妖精がいれば み…
トルコキキョウの妖精は、おしゃれが大好き! 「こんなペラペラのスカートは、いやだわ。」 はじめは、一重(ひとえ)だった花びらのスカートも ものたりなくて、もう一枚、もう一枚と かさねて行くうちに、二重(ふたえ)三重(みえ)と 増えていき、ふわふ…
明るい太陽の様なひまわりの花***ひまわりの妖精は、とても陽気でキュート。 セミや、カブト虫達と一日中走ったり、とんだり ひまわりの葉っぱで、ホップ・ステップ・ジャンプ して、あそんだりもしています。 ひまわりの妖精は、恋することもだいすき。 …
春・夏・秋・冬・・・・・・ 季節ごとに、色とりどり、さまざまな花が咲きみだれては、 人々の、目を楽しませてくれますね。 その美しい花には、小さな妖精たちが、かくれんぼ していると思ってみて下さい。 スイートピーには、スイートピーの妖精 チューリ…